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2006.11.01 Wednesday

硫黄島

1週間程前に、関西ローカルの夕方の番組で、
22年前に硫黄島の戦いを独自に取材したテープがあって・・・・と、
紹介していました。

そこに、アイラ・ヘイズさんのお父さんのインタビューがあって、
故郷に戻ってからの事を話してたんですけど、
息子は英雄になってしまって、息子に何かしてあげなきゃと、
周りが思ってしてくれる事が、タダ酒を飲ませるって事で、
息子自身、「これで死ぬだろう」って言ってたって。
そういう話しも聞いてて、事前に仕入れてた情報も合わせて映画を見ると、
アイラ・ヘイズさんの一生ってのがものすごく重くてたまりませんでした。

あと、硫黄島で息子さんを亡くされたお母さんのインタビューもあって、
息子さんは、戦争をなくす為の戦争なんだと言って旅立っていったとか。
日本も日本人も憎いと思った事は一度もない。
お互いに、命令に従っただけで、
日本にも息子さんを亡くしたお父さんやお母さんがいるはず。
そう言いながら穏やかな表情をしていたんです。

戦争はなくさなきゃいけない。戦争はよくない。
それがわかってるはずなのに、どうしてまだこんなにゴチャゴチャしてんのかな。

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